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ご挨拶

会長挨拶

住宅産業協議会 会長
三浦 敏治

住宅業界を取り巻く環境は大きく変化しております。国の住宅政策においても「住生活基本法」の主旨に基づき、豊かな住生活の実現に向けた様々な取組が始まっています。

宅地建物取引業法の改訂によるインスペクションの活用や「安心R住宅」制度の創設など既存住宅流通市場の更なる活性化に向けて新たな動きがスタートしました。

これまで以上に新築住宅には高い性能と耐久性が求められるとともに既存住宅においては適切なメンテナンス、リフォームによる維持管理が重要となります。

当協議会は、リフォームビジネス展開のためにCSが果たす役割の分析や、既存住宅流通の活性化におけるメンテナンスの重要性などに関して精力的な研究活動を行っております。

今後もこの活動は優良な住宅ストック形成の一翼を担うものであると思いますし、消費者の快適な住生活、ひいては住宅業界の発展に繋がるものと信じております。

CS評価研究会では、2015年より3カ年計画でストックビジネス市場開拓を見据えたリフォーム工事における長期CSについて調査分析を行ってきました。今期からは貴重なデータを充分に活用しながら会員各社にとってより有効な取組指針となる成果物作成に向けて活動を進めて参ります。

メンテナンス研究会では、これまで蓄積してきた住宅の維持管理ノウハウやメンテナンススケジュールガイドを広く告知し、普及させる活動を継続して参ります。

又、ビジュアルで部位ごとのメンテナンス方法をわかりやすく解説したものをホームページにアップしたり、JAPAN DIY HOMECENTER SHOWへの出展を行い、メンテナンス実演等、アイディアを駆使して住まいのお手入れの楽しさを消費者の皆様にお伝えしていきたいと考えております。

当協議会は経済産業省の提言を基に1998年に発足し今年20年目を迎えますが、「CS」つまりお客様の満足度を向上させることにより住宅の信頼性を高め、住宅産業および住宅関連産業の発展に繋げるという基本目的を大切にしながら、会員各社のご協力を得て、時代の変化に柔軟に対応した活動を積極的に推進して参ります。

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住宅産業協議会への期待

経済産業省製造産業局
生活製品課住宅産業室長
杉浦 宏美

平成28年3月に閣議決定された住生活基本計画においては、「住宅ストックからの視点」として、適切な維持管理やリフォームの実施により、住宅の価値が低下せず、資産として次の世代に承継されていく新たな流れを創出し、既存ストックを活用し住まい手のライフステージに合わせた新たな住宅循環システムを構築することが目標とされています。

そうした中、既存住宅の質を高めるとともに、適切に維持管理された住宅が、長く住み継がれる環境を整備するためには、住まい手の多様なニーズを把握し、快適な住環境を提供すること、適切なメンテナンスの必要性、やり方を十分知っていただくことが重要となります。

住宅産業協議会では、住宅メーカー、住宅設備メーカーが一堂に会し、消費者に満足される、良質な住宅の提供を目的にCS評価研究会、メンテナンス研究会の二つの研究会を柱に活動されております。CS評価研究会では、住宅購入後2年目の方へのCS調査から、住宅ストック市場開拓を目指した新たな調査研究にシフトされ、時代の変化を捉えた活動が行われています。この調査研究の成果が各社にフィードバックされることで、住まい手の満足度の向上に大きく貢献するものと考えております。

また、メンテナンス研究会においては、これまで作成された「住まいと設備のメンテナンスマニュアル」などを活用し、住宅の維持管理の必要性を消費者へ伝えてきたところですが、より多くの方へ普及するため、JAPAN DIY HOMECENTER SHOWに出展し、活動を活発化されております。これらの活動は、住まい手が長く愛着を持って快適に暮らすことにつながっているものと考えております。

今後も、会員各社の英知を結集し、貴協議会の取組が益々発展することで、住まい手のより豊かな住生活の実現に貢献するとともに、会員各社ならびに住宅関連産業の拡大へとつながることを心から祈念しております。
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