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ご挨拶

会長挨拶

住宅産業協議会 会長
榎本 知宏

平素は、住宅産業協議会の活動に対し格別のお引き立てを賜り、心より感謝申し上げます。このたび、2026年度より住宅産業協議会の会長に就任いたしました。今後とも変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

近年、私たちを取り巻く住生活環境は大きな転換期を迎えています。少子高齢化の進行や価値観の多様化に加え、テレワークの定着や暮らし方の変化を背景に、住宅に求められる役割は「住む場所」から「暮らしを支える基盤」へと広がっています。加えて、既存住宅ストックの有効活用や、安心・快適に長く住み続けるためのリフォーム・メンテナンスへの関心も高まっています。

一方、日本政府は2050年カーボンニュートラルの実現を掲げ、住宅・住生活分野においても省エネ・脱炭素化の取り組みが加速しています。こうした社会的要請を受け、住宅業界には、持続可能な住環境の実現に向けた新たな技術開発や、暮らし全体を見据えた付加価値の高い提案が求められています。

住宅産業協議会では、これらの変化に対応するため、リフォームビジネス展開におけるCS(顧客満足)の役割分析や、永く快適に住み続けるためのメンテナンスの重要性について、研究活動を精力的に行っております。

CS評価研究会では、ストックビジネス市場の開拓を見据え、リフォーム工事における長期的なCSについて調査・分析を進めてきました。今後は、さらなる顧客満足度向上に向け、VOC(お客様の声)の活用に関する研究も進めてまいります。

また、メンテナンス研究会では、これまで蓄積してきた住宅の維持管理ノウハウやメンテナンススケジュールガイドを広く発信・普及させるとともに、DIYショウへの出展も計画しています。これらの研究活動が、優良な住宅ストック形成の一翼を担うものになることを期待しております。

当協議会は、経済産業省の提言を基に1998年に発足し、本年で29年目を迎えます。「CS」、すなわちお客様の満足度向上を通じて住宅の信頼性を高め、住宅産業および住宅関連産業の発展に寄与するという基本目的を大切にしながら、会員各社のご協力のもと、時代の変化に柔軟に対応した活動を今後も積極的に推進してまいります。

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