災害時の応急対応(災害事象ごと)
1.停電のとき、停電後の復旧
停電が解消された時の火災や事故を防止するため、停電状態で外出(避難)される際は、以下の対策をお願いします。
- 分電盤のブレーカーを切る
- 家電製品についてコンセントプラグをコンセントから抜く
やってはいけない
雨漏りや浸水による停電はコンセントや電源部が濡れていて危険なため、ブレーカーを復旧しないようにしてください。
⇒復旧する場合はお買い求めの住宅メーカーへ連絡してください。
2.断水のとき、断水後の復旧
貯湯タンク内の水を使用する
断水時、貯湯タンク内の水(お湯)を取り出して雑用水として利用することができます。飲用はさけてください。
使い方は、取扱説明書や以下のホームページをご確認ください。
エコキュート
sumai.panasonic.jp/saigai/hp/0003.html
エネファーム
www.youtube.com/watch?v=JbhUQ4NU0DM
エコウィル
home.osakagas.co.jp/support/manual/__icsFiles/afieldfile/2015/05/22/136c010.pdf#page=57
トイレについて
断水時でもバケツの水を用意することで水を流すことができます。
各製品の取扱説明書をご覧ください。
特にタンクレストイレは製品によって操作が必要な物があります。取扱説明書をご確認のうえ、ご使用下さい。
断水後の復旧
断水後は、濁り水が出やすく、その水は飲料水に適していないだけでなく、洗浄便座などの家電製品が故障する原因になることもあります。手順通りに蛇口を開いたうえで、安全な水が出ているかを確認してから使い始めましょう。
≪水道を使い始める前の確認手順≫
- 水道メーター近くに設置されている止水栓(元栓)を閉めてある場合は開く。
- 屋外の蛇口または洗面の蛇口からゆっくり水を出す。蛇口は少しづつ開き、5分ほど水を流す。
- 蛇口から出ている水の色や臭いを確認する。
- 赤っぽく濁っている
金属製の水道管が劣化したり、サビで剥離した鉄が水に溶けだしている状態です。⇒水を数分出し続けて透明になれば問題ありません。改善しないようであれば、水道関係者などに相談しましょう。
- 白っぽく濁っている
水道管中の水に空気が混ざって白く濁って見えることがあります。⇒水を数分出し続けていれば透明になります。改善しないようであれば、水道関係者などに相談しましょう。
- 鉄サビのような臭いがする。
金属製の水道管の鉄成分が水に溶け出している状態です。⇒少量口に入っても問題はありませんが、飲料水としては適していません。水を数分出し続けても改善しないようであれば、水道関係者などに相談しましょう。
- 赤っぽく濁っている
3.ガスが停止したとき、停止後の復旧
復旧作業をする場合
震度5相当以上の地震などの非常時には、ガスメーター(マイコンメーター)の安全装置が作動して、ガスを止めます。(表示ランプが赤く点滅します。)
ガスくさくないかを確認し、以下のことに注意しながら復旧してください。
- ガスコンロの点火ツマミや、ガス器具の元栓を閉める
- 外のガスメーターの復帰ボタンを押す
- 3分間待って、表示ランプの赤い点滅が止まれば、ガスを使用できます。
日本ガス協会
www.gas.or.jp/anzen/gas-stop/
≪ガスを使い始める前の確認≫
- ガスくさい場合
窓を開け放ち、換気する→都市ガスは軽い・・・うちわなどで外へ追い出す
→プロパンガスは重い・・・ほうきで掃き出す
やってはいけない
ガス臭いと感じた時には、以下の行為を絶対にしないでください。
小さな火花がガスに引火する危険があります。
さわるな!スイッチ
電気製品…照明・換気扇のON-OFF、冷蔵庫の開閉、携帯電話・スマートフォン・電話機の使用
ガス会社への連絡は室外で
携帯電話・スマートフォン・電話機とも室内の使用禁止
4.台風・豪雨・暴風のとき
事前対応
- バルコニー等の排水口をきれいに
- 雨戸・シャッター・窓サッシ・ドア等は鍵をしっかり閉める
- カーテン・ブラインド等も降ろす(窓ガラス等はテープ等で飛散防止に努める)
- 給気口等のプレートを閉める
- 植木鉢等は寝かせたり、室内に移動
- プロパンタンク・車庫屋根等の固定確認
事後対応
やってはいけない
水没してしまった電気設備には触れない
蓄電池本体、パワーコンディショナー、太陽光発電パネル、電線との接合部などが水没、または一部が浸水している場合は感電する恐れがありますので、触れたりしないでください。また、接続されたケーブルが断線していることも考えられますので、近づかないでください。
室内のコンセントなど電気類が濡れた状態のまま、突然通電すると、感電や火災を引き起こす危険性があります。絶縁性のゴム手袋などを使用してメインブレーカー(漏電遮断器)と安全ブレーカーをお切りください。
また、浸水した水に含まれた不純物や泥等によって電気回路がショートしたり、異常な発熱により発火したりする危険性もあります。たとえ乾いたとしても、一度水浸しになってしまったコンセントは使用をお控えください。
床下・床上に浸水した水や汚泥は素手で触れない
浸水した水は、雨水だけでなく汚水や下水が混ざっているため雑菌が繁殖し、感染症の原因にもなるため、水が引いたらくみ出してください。湿った木材や土壌の乾燥・消毒・防蟻処理が必要になります。
5.地震のとき
発生直後
身の安全が最優先です。揺れている間は落下物から身を守り、揺れがおさまるまで待ちましょう。
- 机の下に入る・クッションや雑誌などで頭を保護する
- 家具や窓などのガラス面から離れる
- 照明等天井から吊り下がっているものから離れる
- 風呂やトイレにいたらドアを開けておき、揺れがおさまってから身じたくする
火元の安全を確認しましょう。
- 電気
→分電盤の主幹(漏電)ブレーカーを切る
- ガス
→器具の元栓、点火ツマミを確実に閉める
避難の安全を確認しましょう。
- 出口を確保
→玄関ドアにブロックなどをかませる
Point
- 普段から家の中の安全チェックをしておく
- 家族みんなで、避難先や避難経路などの避難計画を話し合っておく
揺れがおさまったら
地震後に発生する火災の多くが民家のガスコンロや通電状態となった暖房器具、照明器具などによって引き起こされます。避難前には、必ず火の始末をして被害拡大を阻止しましょう。
- 台所のガスの元栓を閉める
- ストーブを切る
- ブレーカーを落とす
- 水道メーターのバルブを閉める
- 電化製品のコンセントを全て抜く
- ガラス片や転倒家具に注意して、避難経路や脱出口を確保する
- 家族の安全、安否の確認、災害情報、避難情報の入手
Point
地震後、音声電話は非常に混雑するため繋がりにくくなります。離れて暮らす人への連絡は災害伝言板や安否確認システムなどの災害時に強い連絡方法を用意しておきましょう。
助け合って避難する
火災や津波など、二次災害の発生が予測されます。安全な場所へ避難しましょう。
- 一時集合場所や広域避難場所に避難する
沿岸部など津波の危険性がある場合は、高台などの安全な場所に避難する - 電子錠タイプの玄関ドア等は必ず手動で施・解錠できる鍵を所持しましょう
- 近隣住民の安否確認と助け合い
- 倒壊家具や転倒家具の下敷きになっている人の救出
- 火災発生の消火活動
- けが人の救護
Point
一時集合場所とは、近隣住民が一時的に集合する場所です。広域避難場所とは、自治体が指定した避難場所です。いずれも事前に確認しておきましょう。
Point
救出が必要な人を見つけた場合は、一人で行動せず、助けを呼ぶなどして複数人で行いましょう。
やってはいけない
ライター、マッチなどに火を付けない
ガス漏れが発生している場合、引火して爆発する恐れがあります。
ブレーカーを上げない。電気スイッチに触れない
通電で火災が発生する危険性があります。
エレベーターに乗らない
電気系統トラブルで閉じ込められる危険性があります。階段を使用しましょう。
不要不急の電話使用を控える
必要な電話連絡の妨げになります。
災害伝言板、安否確認システムなど専用サービスを利用しましょう。
避難に自動車は使わない
渋滞の原因になり、緊急車両の通行の妨げになります。
6.大雪・寒波のとき
配管の凍結により水・お湯が出ない
●お勧めする対応
下記の応急対応も有りますが、凍結部位の特定も難しいので、日中気温が上がり「自然解凍」されるのをお待ちください。
●それでもの応急対応
- ドライヤーの温風を当てて温める(温めすぎに注意!)
- 保温材が巻かれていない部位にタオルをかけ、上から30~40℃くらいのぬるま湯をかける。(漏電するので電線部にかけないよう注意!)
濡れた部位は凍結防止のため必ず拭き取ること。
- 水で濡らしたタオルをラップでくるみ、電子レンジで1分ほど温めて熱々の蒸しタオルにした後、粗熱を取った状態で凍結部を温める。タオルが冷たくなったら、もう一度蒸しタオルで温め直す。
寒波・凍結・積雪の場合
www.noritz.co.jp/aftersupport/disaster/cold_wave.html
やってはいけない
熱湯をかけない
配管は熱湯をかけると破裂する恐れがあります。
積雪・寒冷地域の屋根ヒーターはONのままでよいか
●無落雪屋根等に使用される「ドレインヒーター」
屋根ドレイン部の凍結を防ぐ目的のため、凍結が起きる時期は常時ONにしておくことをお勧めします。サーモセンサー付きであれば一定の温度になると作動しますので節電にもなります。
●屋根融雪ヒーター
降雪の時期においては常時ONにしておくことをお勧めします。もちろん積雪の無い時期にOFFにしておくことは問題ありません。降雪センサーなどを付けられるとON/OFFの手間が省けて、節電にもなります。
雪が降り積もったら
給湯機器の給気・排気口や排気筒に積もった雪を取り除いてください。
不完全燃焼や異常着火が発生し、事故や故障の原因となります。
災害時の応急対応(住宅設備の部位ごと)
1.キッチン
耐震ラッチの解除方法
耐震ラッチは地震などの揺れによりロックが働き、扉が開かなくなる機能です。揺れが止まると自動的にロックが解除されるものもありますが、揺れが止まっても解除されない場合は以下の方法を試みてください。
ご不明な点があれば、お買い求めの住宅メーカーや機器製造メーカーに点検を依頼してください。
コンロが点火しない
コンロが点火しない原因として、ガスが遮断されている場合がありますので、ガスメーターを確認してください。ガスが遮断している時は、ガスメーターの赤いランプが点滅しています。
≪ガスメーターの復旧方法≫
- すべてのガス栓、器具を閉めてください。
- 復帰ボタンのキャップを左に回して外してください。
- 復帰ボタンを押します。止まるまでしっかり押し、表示ランプ(赤)が点灯したら、すぐに手を離します。キャップを元通りに取り付けます。
- 3分経ったら、もう一度ガスメーターをご確認ください。赤ランプの点滅が消えていたら、ガスが使えます。
※ガスメーターを復帰してもコンロが点火しない場合は、コンロの故障が考えられます。コンロの使用を中止し、お買い求めの住宅メーカーや機器製造メーカーに点検を依頼してください。
都市ガスとLPガスで多少作業が違います。詳しくは下記URLより操作方法の解説動画をご参照ください。
日本ガスメーター工業会
www.jgia.gr.jp/
正常に復帰できない場合や不明点がある場合はガス会社にご連絡ください。
停電復旧後に再設定が必要な機器
IHクッキングヒーターのタイマー調理、グリル自動調理など各設定は解除されます。主電源を入れ、再度設定してください。
機種により設定方法が異なりますので、取扱説明書を確認してください。
台風・暴風時のレンジフードの異常
- レンジフードが作動しない。
強風や雨水によるレンジフードの故障と考えられます。
お買い求めの住宅メーカーや機器製造メーカーに点検を依頼してください。 - レンジフードから雨が吹きこむ。
台風による大雨でダクト内に雨水が侵入していることが原因と考えられます。
レンジフードの異常であれば、お買い求めの住宅メーカーや機器製造メーカーに点検を依頼してください。
台風で換気扇(プロペラファン)から雨が吹きこむ
台風による大雨でダクト内に雨水が浸入していることが原因と考えられます。
換気扇の異常であれば、お買い求めの住宅メーカーや機器製造メーカーに点検を依頼してください。
2.トイレ
停電時や断水時の使用方法
停電や断水になると製品によっては便器の水を流せなくなります。
状況に応じて次の方法で対応してください。
【停電時】
[リモコンで便器内洗浄を行っている場合]
リモコンでの便器内洗浄が行えません。次の方法で対応してください。
〈タンクにレバーハンドルが付いているタイプ〉
レバーハンドルを回せば、手動で便器内洗浄が行われます。
〈タンク自体が無いタイプ〉
便器に直接水を流し込む方法で、便器内洗浄が行えます。
[便器に直接水を流し込む方法]
Step1 便座・便ふたを上げてください
Step2 バケツ等で水を流しこんでください(災害発生後などは、排水配管が破損していないかをご確認ください)
バケツ1杯分(6~8L程度)の水を、水飛びに注意しながら一気に流しこんで下さい。
さらに静かに3~4Lの水を流して下さい。
排水管の途中に汚物が停滞する事を防ぐため、2~3回に一度は、多めの水(10~12L)を流してください。
注)尚、製品によっては手動洗浄機能のある場合がございますので、各製品の取扱説明書をご覧ください。
【断水時】
上記停電時の[便器に直接水を流し込む方法]と同様の方法で便器内洗浄を行って下さい。
注)尚、タンク付の場合はタンクへ直接水を入れることは避けてください。洗浄不良や詰まりの原因になったり、電気部品が被水し故障の原因となることがあります。
また、製品によっては手動洗浄機能のある場合がございますので、各製品の取扱説明書をご覧ください。
地震後の注意事項
【便器洗浄を行う前に】
地震の規模によっては、屋内の排水設備や屋外の公共下水道等の破損や異常で、便器洗浄をしてはいけない場合があります。まずは、便器洗浄を行っても良い状況かどうかを確認して下さい。
〈確認が必要な理由や方法に関する参考サイト〉
出典:国土交通省ウェブサイト
www.mlit.go.jp/common/001180224.pdf
出典:東京都下水道局
www.gesui.metro.tokyo.lg.jp/living/a4/toilet_disaster/index.html
(各自治体の下水道局のホームページもご参照下さい。)
【便器洗浄を実施しても良いとの確認が取れた場合】
地震の影響で停電や断水が生じている可能性があります。便器洗浄を実施しても良いとの確認が取れている場合は、前項「停電時や断水時の使用方法」に準じてご対応下さい。
3.洗面
耐震ラッチの解除方法
耐震ラッチは地震などの揺れによりロックが働き、扉が開かなくなる機能です。揺れが止まると自動的にロックが解除されるものもありますが、揺れが止まっても解除されない場合は以下の方法を試みてください。
ご不明な点があれば、お買い求めの住宅メーカーや機器製造メーカーに点検を依頼してください。
止水栓の位置を知りたい
洗面化粧台のキャビネット内に止水栓があります。扉や引き出しを開けると確認ができます。
4.システムバス
エプロンがはずれた
点検用にエプロン部が「外せる構造」と「外せない構造」の2種類があります。前者の場合、取扱説明書記載の手順で復旧が可能です。後者の場合、お買い求めの住宅メーカーまたは機器製造メーカーへ修理を依頼してください。
浴槽の残り湯はそのままでよいか
FRP又は人造大理石製の浴槽での長期の溜め水は、洗濯、掃除、トイレ、散水などの生活用水として利用することができますが(飲用不可)、浴槽の変色・変質の原因になり、お勧めはしていません。
換気扇や暖房機が動かない
住宅内の通電状況を確認いただき、停電等でない場合、換気扇・暖房機本体の故障・電気配線の異常が考えられます。電源をOFFにして、お買い求めの住宅メーカーまたは機器製造メーカーへ修理を依頼してください。
浴槽やタイルなどが破損
浴槽やタイルが割れることで怪我や漏水につながる可能性があります。お買い求めの住宅メーカーまたは機器製造メーカーへ修理を依頼してください。
停電による照明不点灯
照明が消えることで暗闇の中での行動が困難になりますので、入浴や清掃はお勧めしません。必要な際は十分に気を付けて行ってください。
断水による水の供給停止
浴室での水の使用が制限され、衛生状態が悪化する可能性があります。回復するまでは水栓を締めておくようにお願いいたします。また、水漏れが発生している場合は元栓を締めて、お買い求めの住宅メーカーまたは機器製造メーカーへ修理を依頼してください。
扉、窓ががたつく
扉や窓の枠などが変形し、開閉が困難になったり外れてしまう場合があります。また、ガラスなどが割れてけがの恐れもあります。お買い求めの住宅メーカーまたは機器製造メーカーへ修理を依頼してください。
5.給湯設備
エコキュートタンク内のお湯や水の濁り
断水が発生した場合はタンクの給水元栓を閉じないとタンクのお湯や水が濁る場合があります。断水から復旧した際には、お湯を使用する前に、配管にたまった汚れた水を出してから使用してください。入れ替えの方法は、取扱説明書に「水抜き」と「満水にする」方法について記載しておりますのでご参照ください。
水害によるエコキュートの冠水・浸水
水害などによる冠水・浸水した製品は絶対にそのままでは使用(通電)しないでください。万一、水害などにより製品が冠水・浸水してしまった場合は、一見、乾燥しているようでも、内部が乾燥していなかったり、泥や塩分が残っていると漏電の可能性があり、大変危険で、発煙、発火のおそれがあります。製品が一時的に使用可能な状態であっても、絶対にそのままでは使用(通電)せず、必ず点検・修理を受けてください。漏電の危険が高いので、できるだけ買い替えをおすすめします。
エコキュートタンク内のお湯の使い方
断水していない場合は停電時でも、シャワーや蛇口からのお湯の使用ができます。但し集合住宅等ポンプで給水利用している場合にはお湯は出ません。断水時は、シャワーや蛇口からのお湯の使用はできませんが、タンク本体の『非常用取水栓』から取り出しが可能です。
飲用はさけてください。お湯の温度が高温の場合がございますのでやけどには十分にご注意ください。
地震でタンクが傾いたときの使用
使用せずに販売店(もしくはサービスセンター)にご相談ください。
凍結によりお湯が出ない
蛇口からお湯が出ない(台所・洗面・おふろ)時は、給湯機(貯湯ユニット)の給水配管や給湯配管が凍結している事が考えられます。リモコンにエラーコードが表示された場合には、給湯機の取扱説明書をご参照ください。
6.太陽光発電システム
大雪で発電がおかしくなった
雪が積もって日光が遮られると発電できません。異常がある場合や発電しない場合は、点検・修理を受けてください。
停電時の使い方
日中、発電している時間帯には太陽光発電を自立運転に切り替えることにより電気の使用が可能です。詳細は取扱説明書、各社HPの停電時の使用方法を参照ください。なお不明の場合はお買い求めの住宅メーカーや機器製造メーカー等にお問い合わせください。
異常がある場合や発電しない場合は、点検・修理を受けてください。
パワーコンディショナー(パワコン)が浸水してしまった
感電の危険がありますので、絶対にパワコンには近寄らずに速やかに点検・修理を受けてください。
台風でパネルが破損した
漏電の可能性がありますので、決して使用せず、運転スイッチを「停止」にして速やかに点検・修理を受けてください。
台風後、発電しない
異常がある場合や発電しない場合は、速やかに点検・修理を受けてください。
7.蓄電池システム
水害時の対応方法
蓄電池が浸水・水没すると、内部の回路がショートしてしまう可能性があり、感電や発熱、発火などでけがをする危険があります。決してむやみに近づかず、触らないでください。ただちにパワコンの専用ブレーカーを切り、速やかにお買い求めの住宅メーカーや販売店、施工店等にご連絡ください。
また一度水没した蓄電池は、見た目では乾燥しているように見えても内部に水分や泥が残っている可能性があり、この状態で利用すると感電や発熱、発火などでけがをする危険があります。水が引いた後でも危険ですので、使用する場合はお買い求めの住宅メーカーや販売店、施工店等にご連絡ください。
停電時の使い方
停電時、蓄電池システムは手動もしくは自動で電源供給を開始します。設定を手動にしている場合は、各機器の取扱説明書に記載された手順に従って自立運転を開始してください。設定を自動にしている場合は、停電を感知すると自動で自立運転に切り替わります。機種により切り替わりまでの時間が異なりますが、おおむね数秒で切り替わるものが多いです。
停電時に使えるコンセントが分からない
停電時に使えるコンセントは、設計時に予め決められています。お買い求めの住宅メーカーや販売店、施工店等にお問合せください。停電時に使えるコンセントを事前に確認しておくことで、停電時に慌てることなく使用することができます。
8.分電盤、ブレーカー
浸水後、水は引いたが電気は使ってよいか
分電盤が水に浸かった場合、浸水時にブレーカーが一旦落ちても、水が引くと元に戻ることがありますが、回路がショートし火災に繋がる恐れもありますので、分電盤自体の交換が必要になります。お買い求めの住宅メーカーにご相談下さい。また、コンセント類で浸水範囲にあったものは、見た目には問題なさそうで、実際に使用することができたとしても、コンセント内に水に混じった泥や異物が入り込んでいる可能性があります。この場合もお買い求めの住宅メーカーに点検してもらうことをお勧めします。
ブレーカーが落ちてしまう
ブレーカーには、漏電を検知すると電気を遮断する「漏電ブレーカー」と、各部屋や場所の電気量を管理する「安全ブレーカー」があります。電気配線の劣化、電化製品の回路・コードの破損やショート、浸水による漏電、各箇所での電気の使いすぎ等が考えられます。漏電箇所が特定できない場合には、火災や感電など重大な事故が起きる可能性もあるため、必ずお買い求めの住宅メーカーにご相談下さい。
9.その他
ホームエレベーターが浸水してしまった
浸水が発生した場合は、ご契約されている保守点検業者の点検を受けて下さい。安全性を確かめないまま、ホームエレベーターを再び使用するのは大変危険です。
エアコン室外機が浸水してしまった
室外機は元々屋外にあり、雨水に対応しています。ただし万一、水害などにより製品が冠水・浸水してしまった場合は、一見、乾燥しているようでも、内部が乾燥していなかったり、泥や塩分が残っていると漏電の可能性があり、大変危険で、発煙、発火のおそれがあります。製品が一時的に 使用可能な状態であっても、絶対にそのままでは使用(通電)せず、必ず点検・修理を受けてください。漏電の危険が高いので、できるだけ買い替えをおすすめします。
また、水害などによる冠水・浸水した製品は絶対にそのままでは使用(通電)しないでください。
台風でテレビが映らなくなった
台風のあとテレビが正常に映らなくなった場合は、強風でアンテナの向きが変わったり、アンテナが倒れたり、ケーブルが抜けたり断線したり等、様々な原因が考えられます。屋根上での作業は危険ですので、お買い求めの住宅メーカーに相談して下さい。室内でのテレビ側の設定作業にて改善する場合もありますので、メーカーHP等でテレビが映らない場合の対処方法をご確認下さい。
災害時の応急対応(住まいの部位ごと)
1.サッシ・シャッター・玄関ドア
地震後、サッシが閉まらなくなった
まずは、レールに異物が挟まっていないか確認をしてください。異物がない、または異物を取り除いてもサッシが閉まらない場合には、サッシ枠がゆがんでいる可能性がありますので、お買い求めの住宅メーカーにお問い合せください。
台風で窓から浸水している
サッシの下枠部分に、応急的に雑巾等で押さえ、浸水を防いでください。
(参考)三協立山アルミ公式ホームページ
alumi.st-grp.co.jp/inquiry/disaster/wind_j.html
停電時に電動シャッターを手動で動かしたい
停電時等の非常時はレバー操作で手動開閉に切り替え、戸締りすることが可能です。
※非常時以外の手動開閉は禁止です。
操作中に停電復旧の可能性がありますので、事前にシャッターの電源ブレーカーをお切りください。詳細手動開閉への切り替え操作方法は、商品によって違います。各メーカーの取扱説明書・HPをご確認願いますください。
(参考)三和シヤッター公式チャンネル(YouTube)
youtu.be/S4HmEuu67m4?si=RpihPHx1fJ3C-UbE
台風でシャッターが動かなくなった
台風の規模によりますが、飛来物によってシャッターが壊れてしまうことや、強風によってシャッターが変形することもあります。そのような場合には無理をせず、お買い求めの住宅メーカーにお問い合わせください。
大雪でシャッターが動かなくなった
シャッターに雪がついていたり凍結しているときは、外から軽くシャッターを叩いて雪を落とし、氷が溶けるまで待ってから作動させてください。凍ったまま無理に作動させると故障の原因となります。氷が溶けても正常に作動しない場合には、お買い求めの住宅メーカーにお問い合わせください。
電気錠の停電時操作
停電時には電気錠が作動しません。屋外からはカギ(携帯器・リモコンではない)で、室内側からはサムターン(ツマミ)で手動により操作をしてください。停電が復旧すれば、自動的に電気錠は使用可能となります。詳細はお手元の取扱説明書をご確認いただくか、各社のHPをご覧ください。
玄関ドアが強風であおられて壊れた
壊れている箇所によっては、丁番などの部品だけでなくドア本体や枠の交換が必要な場合があります。お買い求めの住宅メーカーにお問い合せください。
玄関ドア鍵穴に雨水が入り作動不良
まずは、ドライヤー等で鍵の内部を乾かしてください。その後、エアダスターや掃除機などで鍵の内部を掃除し、鍵穴専用の潤滑剤をさしてみてください。それでも症状が改善しない場合には、お買い求めの住宅メーカーにお問い合せください。
2.バルコニー
除雪の方法
転落や転倒など安全にご配慮の上、バルコニー床・壁面の防水層に傷や損傷を与えないよう注意して除雪を行ってください。
やってはいけない
防水層には、スパイク付の靴などでのらないこと。金属製のスコップの使用をしないでください。
(防水層を傷つけると雨漏れの原因となります。)
3.収納
耐震ラッチの解除方法
耐震ラッチは地震などの揺れによりロックが働き、扉が開かなくなる機能です。揺れが止まると自動的にロックが解除されるものもありますが、揺れが止まっても解除されない場合は以下の方法を試みてください。
ご不明な点があれば、お買い求めの住宅メーカーや機器製造メーカーに点検を依頼してください。
4.外構
大雪でカーポート屋根が壊れた
基本カーポート屋根は通常20cm程度の積雪にしか耐えられません。その為、大雪の場合は雪下ろしをすることが必要です。屋根材等が破損した場合は、お買い求めの住宅メーカー等にお問い合わせください。
やってはいけない
雪下ろしは、カーポートの雪を除去し脚立を立てて手の届く範囲での作業をしてください。絶対に屋根の上に乗ったりしないでください。
強風でポスト取り出し口が壊れた
郵便受けの取り出し口、蓋等が破損した場合、同じ部品が生産中止などで手に入らない場合は同じデザインにするのは難しいと考えます。一度お買い求めの住宅メーカー等にお問い合わせください。
事前の備え
1.台風(豪雨・暴風)への備え
サッシの水密構造
【構造の解説】
サッシの水密構造は、下記図の様になっています。
下枠内にある程度の水が溜まると、B部では水の重力で浸水を押し返す力がはたらき、バランスをとります。
【備え】
サッシの水密・気密性能を超える台風や大雨の場合は、室内側に水が浸入することがあります。
備えとして、以下の対策をお願いします。
シャッターが有る場合・・・シャッターを閉めて、強風大雨の影響を減らす。
シャッターが無い場合・・・サッシ下枠を雑巾等で押えて浸水を応急的に防ぐ。
2.地震・火災への備え
建物耐震等級
耐震等級は地震に対する建物構造躯体の倒壊・崩壊・損傷のしにくさを表す指標です。
品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)によって定められており、その等級は1~3の3段階あります。耐震等級3が最も高い耐震強度を備えていることを意味しています。
特に昭和56年(1981年)以前の建物は旧耐震基準が求められていました。最近の地震発生震度を考えると、耐震診断等でチェックを事前に受け、耐震改修をおすすめします。
詳しくは国土交通省の資料をご参考ください。
国土交通省
www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_fr_000043.html
止水栓の場所の確認
止水栓とは水道管の途中に設置されており、水道を停止したりする目的で設置されています。元栓は水道メーターボックス内のメーター脇に設置されております。
また、洗面所・トイレ・キッチンキャビネット内に設けられていることがあり、形状、位置はさまざまなので、いざという時に備えて位置、開閉方法の確認をしておきましょう。
地震の時、自動で電気を遮断できる火災予防
●感震ブレーカー
感震ブレーカーは設定値以上の震度の地震が発生した際に、自動的に電気の供給を遮断するものです。地震によって電熱器具が転倒したり、断線したりすることによる出火を抑制することができます。
●感震コンセント
コンセント内のセンサーが揺れを感知して、つながっているコンセントの電力供給を遮断します。
参考資料(内閣府政策統括官/防災担当他)
www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/oshirase/2015/10/20190408-1.pdf
家具・食器棚の防災対策
家具・食器棚などの転倒は災害時のリスクが高く、普段からもしもの災害に備えて、しっかりとした準備をしておきましょう。
- 大型家具や大型家電は必ず固定し、転倒を防止する
- 収納は入れすぎず、日頃から整理する
- 棚の上に物を置かない
- 食器棚に滑り止めシートを敷く
- ガラス戸棚に飛散防止フィルムを貼る など
お住まいのキッチンをよく調査して、どのようなリスクが考えられるのかを予想し、あらかじめ適切な防災対策を施しておきましょう。
避難経路の確認
地震により、玄関が開かないなどが考えらるので、自宅から外への避難通路は複数考えておき、避難(脱出)通路には障害になるもの等を置かないようにしましょう。火災の場合によっては、階段を使えないこともあります。梯子やロープを用意して、2階以上でも窓から避難できるようにしましょう。
また、逃げる時に窓や扉などをしっかり閉めておくと、火災現場の空気の流れを遮ったり、周囲への延焼を防ぐことにもなります。
避難はしごの使い方
避難はしごは火災などの非常時にしか使用しませんが、それはいつ起こるか分からないので、平常時から準備しておく必要があります。
- 使い方を覚えておく
- 避難はしごの周りには物を置かない
- 上階に避難はしごが設置されている場合はその下部には物を置かない
- 隔壁版の付近には物を置かない
- 蓋を雑巾などで拭いてキレイにしておく
3.大雪・寒波への備え
水道管などの凍結防止
給水・給湯管で露出している箇所(保温材がない、破れているなど)は応急処置として凍結防止のためにタオルを巻いてその上からビニールを被せてください。
寒さが厳しいときには蛇口から少量の水(太さ4mm程度)を流し続けるのも効果的です。また、寒冷地では凍結予防の水抜き栓で処置を行う方法や、露出配管をヒーターで保温する方法もあります。
凍結してしまった場合の応急対応は、以下をご確認ください。
給湯機器(ガス・石油、電気温水器)の凍結防止
外の気温が-4℃以下になると、室内と室外をつないでいる配管が凍結してしまう可能性があります。
〈給水・給湯配管の凍結予防〉
蛇口から少量の水(太さ4mm程度)を流し続けてください(機種によっては「水」にする設定が出来ません。その場合は設定出来る最低温度で出しっぱなしにして下さい)。
〈ふろ配管の凍結予防〉
フルオートタイプの給湯機器の場合、追い炊き口(循環口)から10cm以上の上の部分までお湯を残しておくと、自動で追い炊き口から水を循環させ、凍結防止運転を行ってくれます。
〈電気温水器(エコキュートなど)の場合〉
配管が凍結すると貯湯タンクにお湯が沸いていても、お湯を出すことが出来ません。上記の方法で配管の凍結を防止してください。
〈その他〉
屋外の配管に保護カバーをつけたり、凍結防止ヒーターを設置する方法もあります。詳しくはお使いの機器メーカーや、お買い求めの販売店へご相談下さい。
凍結してしまった場合の応急対応は、以下をご確認ください。
災害時の応急対応(住宅設備の部位ごと) 5.給湯設備 凍結によりお湯が出ない
やってはいけない
給湯機器の電源プラグは抜かない
給湯機器は外気温がある程度下がると凍結予防の安全装置が自動的に作動し、機器本体の凍結を予防します。(水抜きした場合は除く)
冬季に旅行などで長期間水道を使用しない場合
冬の寒い時期には、水道管や給湯機器内に残った水が凍結し膨張することで、管や機器を破損する恐れがあります。旅行などで長期にわたって不在にする場合は特に注意が必要です。不在時に漏水が発生すると、発見までに時間がかかり、漏水量が多量になるため、水道料金等が高額になる場合がありますので、水道メーターのバルブを閉める、給湯機器の水抜き栓で水を抜くなど、凍結防止を心掛けましょう。水抜きの方法については、お使いの給湯機器の取扱説明書、または機器製造メーカーHPをご確認下さい。
4.防災用品・備蓄品の備え
停電対策
【停電時に利用できなくなる電化製品】
●暖房器具
災害が発生した際、暖かく安全に過ごすためには、適切な備えが不可欠です。
特に、寒さ対策は命を守る上で非常に重要です。
- カセットボンベ式ストーブなどの暖房機やカイロ
- アルミ製の防寒シート(エマージェンシーシート)、毛布や寝袋などの寝具
- 断熱材として「窓やドアの隙間に貼る」「床に敷く」段ボール
●冷蔵庫
食品が冷やされず傷みやすくなりますので、極力早く食材を使用しましょう。保冷剤を準備しておくと少しでも長く食材を保管できます。また長期停電の場合を想定すると、非常食や備蓄水の準備も重要です。
●照明機器
夕方から夜間、早朝にかけて居室や廊下が暗くなってしまい、転倒やケガの恐れがあります。懐中電灯や充電式ライトを準備しておきましょう。
なお、ロウソクでも明かりの確保ができますが、転倒による火災リスクがありますのでお勧めしません。
●予備電源
ポータブル電源や携帯ラジオをいつでも取り出せる場所に用意しておくと便利です。
断水対策
【断水時に便利なアイテム】
●食品用のラップ類
皿の上にラップを敷いて料理を盛れば、皿洗いの水を節約できます。
●水を使用しない衛生用品
ドライシャンプーやボディシート、マウスウォッシュを備蓄しておきましょう。
●非常用トイレ
断水時はトイレが使用できません。
●給水タンク
長期間の断水時には給水所で水の供給を受けることになる可能性があります。大量の水を持ち運ぶのは大変ですので、運搬用のキャリーやリュックサックも準備しておくと安心です。
備蓄品
家の中やその近くで数日過ごすための備蓄品を災害に備えて、準備しておきましょう
【飲料】飲料水(1人1日3リットルを目安に、3日分を用意)
飲料水としてだけではなく、調理用のお水としても使用します。子供も1人分必要とお考え下さい。
【食料品】1人最低3日分の食料
レトルトご飯(1人5食分を目安に)、備蓄用パン、ビスケット、板チョコなど、非常食を特別に準備するより、定期的に消費するローリングストックで賢く備蓄してください。
※ローリングストックについては、政府広報オンラインを参考にしてください。
政府広報オンライン
www.gov-online.go.jp/useful/article/202103/2.html
【ガス】カセットコンロ
ガスが止まっても調理ができる、お湯でぬらしたタオルで体を拭く、消毒に使うなど、さまざまな用途があります。
【電気】非常用バッテリー、LEDランタン、懐中電灯
住まいの設備として太陽光発電や蓄電池を備えておく、電気自動車を非常用電源として活用することもできます。また、火災の危険性があるため、ロウソクは避難所では使用できません。懐中電灯やLEDランタンを準備しましょう。
【水(生活用水)】水道水を入れたポリタンク、お風呂の水
飲料水以外に、トイレを流したりするための生活用水も必要です。日頃から備えておきましょう。
【お金】小銭を中心に2万円ほど
インフラが復旧するまでは、電子マネーによる決済ができない、ATMが使えないといった事態も想定されます。現金が必要になるケースがあります。
【その他】救急用品・衛生用品・生理用品
普段のストックの一部を備蓄品として準備しましょう。持病がある方は、必要な薬を1週間分は準備しておきましょう。
さまざまな災害に対する事前の備えとして首相官邸ホームページより【災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~】をご覧いただくことをお勧めします。
防災用品の分散保管
防災用品はいつでも出し入れできるように、ひとまとめにして持ち出し用の非常袋などに収納しましょう。さらに、防災用品は家の中で分散させて保管しておくとよいでしょう。
【保管方法のポイント】
- 1階が浸水した場合には、2階に置いている非常袋を持ち出す、といった対応ができるように、同じものを2か所以上の部屋にストックをしておく
- 靴箱はヘルメットや大型の懐中電灯などのかさばりやすい防災用品を収納する。
- 1次持ち出し用品と2次持ち出し用品とを分けて保管する。
1次持ち出し用品は、避難するための防災用品を、非常袋に入れて、寝室などすぐ手に取って避難できる場所に保管する。
2次持ち出し用品は、ライフラインが止まった場合を想定した防災用品を、食品はキッチン、トイレセットはトイレに保管する。
さまざまな災害に対する事前の備えとして首相官邸ホームページより【災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~】をご覧いただくことをお勧めします。
首相官邸
www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html
5.その他
ホームエレベーターについて
ホームエレベーターには、様々な安全機能が施されています。
取扱説明書にて、ご利用のエレベーターの安全機能を事前にご確認下さい。
例)地震時管制運転装置(地震発生時に最寄階に停止させる機能:昇降工程7mを超える場合標準装備)など
耐震ラッチについて
扉耐震ロック機構(耐震ラッチ)は、地震の揺れを感知して扉を自動でロックし、収納物が落下するのを防ぎます。メーカー・機種によって解除の方法が異なりますので、詳しくは取扱説明書をご確認ください。扉を開けた時、収納物が崩れてくる場合があります。開く際は充分ご注意ください。
6.保険の備え
地震保険の重要性
地震・噴火・津波を原因とする火災、損壊、埋没、流出による損害を補償するのが地震保険です。地震を原因とする火災は基本的には地震保険でしか保証されません。地震はいつどこで発生するかの予測が困難で、発生した時の被害は広範囲で甚大なものになるため、地震保険法に基づいて『国と保険会社が共同で運営している制度』です。
火災保険とセットで加入する保険なので地震保険単独では加入できません。
注)地震保険の保険金額は、火災保険で設定した金額の30~50%でしか設定することができません。 また、保険金額の上限も建物5,000万、家財1,000万と決まっています。 実際に受け取れる保険金の額は、損害の程度によって決まります。
日本に住んでいる以上、地震による被害を受ける可能性はありますので、加入しておいた方が安心でしょう。 尚、地震保険は政府と損害保険会社が共同で運営する保険ですので、保険会社によって条件や保証内容が変わるとい うことはありません。
損害の程度やその他詳しい内容については、各保険会社に相談の上、ご加入をおすすめいたします。
また、財務省の地震保険HPもご覧ください。
www.mof.go.jp/policy/financial_system/earthquake_insurance/jisin.htm
保証制度の免責事項と保険の備え
住宅の保証制度において、自然災害に関する免責事項は重要なポイントです。一般的には、以下のような自然災害が免責事項に含まれます。
(免責事項の例)
- 地震、暴風、豪雨、豪雪及び凍結、落氷などの自然現象に起因し、近隣住宅等と同程度の被害及び損傷であるもの
- 落雷、竜巻、洪水、地盤の変動、地割れ、土砂崩れなどの災害及び火災、爆発など予期しない外来事故もしくは周辺環境及び公害等に起因するもの
これらの免責事項は住宅設備の保証制度でも同様です。 自然災害に対しては、保険や共済に加入するという事前の備えが重要です。既に加入している方も補償対象・内容が十分か見直してみましょう。
内閣府 防災情報のページより【いざというときに備えて保険・共済に加入しよう】をご覧いただくことをお勧めします。
災害後の復旧対応
1.災害後の点検
長期優良住宅 維持保全計画に基づく臨時点検
長期優良住宅の認定を受けられている方は、地震、台風の際に臨時点検の実施が必要です。
これは、認定を受けた方の義務となります。
地震が発生した場合、台風等による瓦飛散、床下浸水以上等の被災をされた場合は、お客様自身で点検を行い、記録を保持してください。
ご自身での点検が出来ない場合は、お買い求めの住宅メーカーへご相談ください。
点検方法については、こちらのPDFをご確認ください。
留意事項
自然災害後には、急な業者の訪問による無料点検が横行することがあります。「このままだと危ない」と不安を煽り、補修工事の契約を迫るといったケースも考えられますので、知らない業者の訪問があった時には十分にご注意ください。
被害の大きな地域に対して、住宅メーカーが被災状況の点検を行う場合もあります。まずはお住まいの場所が点検の対象地域かどうか、費用はかかるのか等について、お買い求めの住宅メーカーにお問い合わせください。
また、災害救助法適用地域等にお住まいで、各種災害によって設備機器に被害を受けた可能性がある場合、機器製造メーカーによっては無償の点検制度などの特別対応が行われている場合があります。詳しくは、お買い求めの機器製造メーカーのホームページ等をご確認ください。
災害救助法適用地域については、内閣府・防災情報のページ【災害救助法の適用状況】をご参照ください。
内閣府・防災情報のページ
www.bousai.go.jp/taisaku/kyuujo/kyuujo_tekiyou.html
2.浸水後の復旧
保健衛生管理(消毒)
大雨時、マンホールから下水が逆流した場合には汚水が混入している可能性があり、感染症発生予防のために消毒を実施する必要があります。
また、浸水後に発生するにおいは泥などの汚れが発生源となっていることが多く、泥に混入している微生物による作用も関係しています。まずは汚れを水で洗い流すか雑巾などで拭き取った後に、適切な消毒を実施することである程度の消臭効果は期待できます。
配管の詰まり
ゲリラ豪雨や大型台風などの影響で、敷地内の桝に大量の土砂が堆積し排水経路を塞いで詰まることがあります。
その場合は、配管経路を高圧洗浄することで解消されることがあります。
浄化槽
【浄化槽内に空気を送り込むブロアの故障】
浸水時、浄化槽が正常に機能しているかを確認できるまでは大量の排水を流すことは控えてください。ブロアが浸水により故障している可能性が有ります。この場合、内部の微生物が酸欠のため減ってしまうことから、浄化槽の機能が低下します。
浄化槽の維持管理契約先の会社にお問合せいただき、作動状況の確認をお願いします。
【浄化槽内への土砂流入】
浄化槽内に土砂が流入した場合、浄化槽内部の汚泥や土砂を汲み取る必要があります。浄化槽内の汲取りについては、浄化槽の維持管理契約先の会社にお問合せください。
3.災害関連の法律・保険関連の手続き
罹災証明の手続き
1)罹災証明とは
罹災証明書の概要(内閣府)
www.bousai.go.jp/taisaku/hisaisyagyousei/pdf/risaisyoumeisyo_gaiyou.pdf
2)罹災証明申請
罹災(被災)証明書交付申請書 サンプル(大阪市)
www.city.osaka.lg.jp/kikikanrishitsu/cmsfiles/contents/0000481/481872/youshiki1.pdf
災害関係の法律
防災に関する法令・制度(内閣府HP)
www.bousai.go.jp/index.html
www.bousai.go.jp/hourei/index.html
- 災害対策基本法
- 災害救助法
- 被災者生活再建支援法 など
- 大規模災害の場合、政令などが公布・施行される場合もあります。
内閣府のHPにて都度ご確認ください。
火災保険の適用範囲
台風で所有建物の瓦が飛散し、隣家の窓ガラスが破損した場合の隣家への賠償は?
隣家への賠償は、火災保険だけでは対象になりませんが、個人賠償保険(特約)、日常賠償保険(特約)や施設賠償保険などに加入の場合には、法律上の損害賠償責任を負えば保証されます。
ただし、自然災害の場合には、その事故の発生が「不可抗力」によるものとして、法律上の損害賠償責任を負わない場合が多いと考えられます。
しかし一方で、科学技術・情報化の進展により、従来は予測が難しかった自然災害についても、ある程度予見可能なものとして、その自然災害に対する注意義務の欠如などを理由に損害賠償責任が生じるケースもあると考えられます。
例)短時間の集中豪雨で、それだけの雨量が誰にも予想できなかったケースや、地域一帯で多数の家屋の屋根瓦や看板が飛散するほどの暴風により、事故を回避することが不可能であった場合などは、法律上の賠償責任は発生しないと考えられます。
*ご加入されている保険により適用条件等が異なりますので、具体的には保険会社にご確認ください。
台風飛散物で外壁が破損した。保険適用は?
台風や竜巻等の風災を原因とした、飛散物や倒木により損壊した保険の対象は「風災」として補償の対象となります。「風災」が補償される火災保険にご加入されている場合は補償されます。
しかし一方で、科学技術・情報化の進展により、従来は予測が難しかった自然災害についても、ある程度予見可能なものとして、その自然災害に対する注意義務の欠如などを理由に損害賠償責任が生じるケースもあると考えられます。
*ご加入されている保険により適用条件等が異なりますので、具体的には保険会社にご確認ください。
財務省の地震保険HP
www.mof.go.jp/policy/financial_system/earthquake_insurance/jisin.htm
住まいと設備のこうなる前にメンテナンスを
住まいと設備のメンテナンススケジュールガイド 60年版
住まいと設備のメンテナンスマニュアル
住まいと設備のメンテナンス技術ガイド
メンテナンス情報リンク集(故障予防情報)
住まいと設備の災害対応