会員ページ

Part2 現象02 室内建具

現象02 引戸の動きが悪く異音がする

原因戸車のケースがレール面をこすっている

戸が下がると、レールとこすれて動きが重くなったりこすれ音がしたりします。
また戸の反りにより、戸袋の枠と当たってこすれ音がしたりします。
また、レール内に異物(砂等)があり、そのまま使用すると戸車とレールを傷付けてしまい異音の原因となってしまいます。

DIYドライバーで戸車の高さを調整または左右調整を行う

DIY難易度

簡単

DIY作業時間

20分~

用意するもの

DIYにかかる費用

シリコンスプレー/500円~
専門業者への作業依頼費用
(部品・材料費は除く)/8,000円~

手順

01扉下端の戸車を調整します。カバーの付いているものは、千枚通し等で軽くこじって外してください(無理やり外そうとすると割れます)。
02上のネジで高さ調整を行います。左右の戸車を上げ下げして、建付けを確認してください。
03枠に戸が擦っている場合、下のネジで左右に動かしてください。
04レールに付着したゴミはシリコンスプレーを使って拭き取ってください。スプレーは直接吹き付けずウエスにつけてから行ってください。
調整をしても、動きが悪かったり、異音がするようでしたらメーカーへご相談ください。
(注)調整の機構はメーカーにより異なります。

日頃のお手入れ

  • お掃除の時、引戸の作動確認をして異音干渉を確認してください。早めの調整が大切です。
  • レールに付着したゴミはシリコンスプレーを吹きつけた布で拭き取ってください。

COLUMN

引戸は部屋の内側と外側の温度差や湿度差などが原因で反りができ、枠などと干渉することがあります。